坐骨神経痛はその症状が痛みだけでなくしびれも出てしまいます。悪化させないためにやってはいけないことがあります。
この記事は坐骨神経痛が長引いていて、1日も早く治したいあなたのために書きました。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは坐骨神経が圧迫されたり緊張することで起こる痛みや痺れのことを指します。坐骨神経を圧迫させる原因として様々な病気が考えられます。代表的なものが『腰椎椎間板ヘルニア』、『脊柱管狭窄症』、『梨状筋症候群』、『 変形性腰椎症』です。 これらは初期に治療をすれば、症状が悪化せずに完治することが多いです。
しかしレントゲンで異常が見つかるほどの状態になれば完治も難しくなってきますので、少しの痛みや違和感も我慢せずに早期に治療するようにしましょう。
坐骨神経痛の原因について詳しくはこちら!
坐骨神経痛の痺れ(しびれ)がひどい4つの原因とたった1つの治療法
坐骨神経痛でやってはいけない寝方
坐骨神経痛には原因となる病気がいくつかあります。これらは寝ている間でも悪化してしまうことがあります。起きるときに腰が痛いなどは寝具が合っていないとか、寝方が良くないなどの原因が考えられます。もし、日常生活で活動している間は、痛みをほとんど感じないけど、座っていたり、寝ている間に痛む、朝起きるときに痛い、ということがある方は寝方も問題あるかもしれません。
坐骨神経痛を悪化させないようにするための寝方について詳しくはこちら!
坐骨神経痛は完治するためにやってはいけないこと
何度も言いますが坐骨神経痛の原因となる病気にはいくつかあります。中でも脊柱管狭窄症や腰椎分離症・すべり症などが原因の坐骨神経痛は完治しづらいという事実があります。とは言え放置しておけばどんどん悪化してしまう可能性もあるので、ケアをするべきです。
このケアについては、整形外科でのリハビリや電気治療、整骨院の保険のマッサージに通う程度では絶対に良くならないです。あなたの坐骨神経痛にとって必要なケアの方法を実践しないといけません。
それ以外のヘルニアや変形性腰椎症が軽い場合の坐骨神経痛は完治しやすいです。簡単な電気治療やマッサージで少しでも症状が軽くなっているのであれば、正しいケアの方法を実践すると完治する可能性は非常に高いと言えます。
しかし間違った方法でのケアでは、放置するのとさほど状態が変わりません。整形外科や整骨院で治療しているからといって安心していると、実はあなたの坐骨神経痛は進行してしまっているかもしれません。
坐骨神経痛にマッサージはやってもいいのか?
坐骨神経痛の初期の症状は腰やお尻、太ももにかけての違和感やどーんとした重さ、だるさです。坐骨神経痛の初期にマッサージを受ける人がたくさんいます。坐骨神経痛を良くするのにマッサージも効果的ですが、あなたの坐骨神経痛にとって正しいケアかどうかというのは別問題です。まずあなたの坐骨神経痛の状態を把握してからマッサージや整体を受けるようにしましょう。
坐骨神経痛にマッサージが効く理由について詳しくはこちら!
【坐骨神経痛】坐骨神経痛にマッサージ・整体の絶大な効果3つの理由
坐骨神経痛の治し方で自宅でやってほしいこと
坐骨神経痛をよくするためには、病院や整骨院でのケアでは足りないことがほとんどです。だから、自宅でしっかりと正しいケアをする必要があります。以下に坐骨神経痛を良くするための運動とストレッチを紹介しますので、ぜひ自宅でケアをなさってください。
坐骨神経痛でやってほしい運動
坐骨神経痛でやってほしい運動はお尻周りの筋肉をきちんと動かすことです。
坐骨神経痛でやってほしいストレッチ
少しハードですが、簡単なものに飽きたらチャレンジしてみてください。
坐骨神経痛の原因がストレスということはあるか?
ストレスが直接の原因になることは、むつかしいです。しかし、痛みを増悪させることは科学的に証明されています。ストレスがあると痛みは2割から6割増しになってしまいます。
もしあなたがストレスがかかる環境にいるのであれば、痛みが増悪しているかもしれません。ストレスを解消することで、痛みが半減する可能性もあるわけです。
だから、病院やマッサージなどで痛みがよくならない場合は、ストレスを解消することも考えないといけません。以下にご紹介する書籍は腰痛の原因でまず考えるべきことは、「ヘルニア」や「狭窄症」ではなく、運動不足やストレスに起因していることが多いということを科学的に説いている2冊です。
読むだけで、あなたの坐骨神経痛がよくなることもあるかもしれませんよ。ぜひ、おすすめの2冊です。
坐骨神経痛でやってはいけない対処
坐骨神経痛の原因でもっとも多くの方が診断を受けるのは「ヘルニア」です。腰のヘルニアは、健常人(痛みを全く持っていない人)にもあります。だから、一概にレントゲンでヘルニアが見つかったからといって、痛みの原因がヘルニアであるとは言い切れません。
特に整形外科では、坐骨神経痛がひどくなってくると「ヘルニア」の手術を勧められます。しかし、痛みの原因がヘルニアであれば手術をすれば良くなる可能性は高いと思いますが、『ヘルニア』が原因でない場合は、手術を受けても良くなることはありません。
だから、ヘルニアの手術を受けても、「よくなる人」「よくならない人」が別れてしまうのは、そもそもの痛みの原因が間違っているのです。ヘルニアの手術を勧められてるなら注意すべきことがあります。詳しくはこちらをお読みください!
坐骨神経痛で椎間板ヘルニアの手術を勧められて悩む3つのポイント
坐骨神経痛を早く治す方法は?
とにかく違和感や少しの痛みでも放置しないこと。腰や太ももを押してみて痛みを感じるようなことがあれば要注意です。健全であれば、少し押した程度で痛みは起こりません。健全な状態とは筋肉に血液がきちんと流れている状態。筋肉に血流が豊富にあると筋肉は柔軟性を持って、多少押した程度では痛みはありません。
押して、痛みがあるということは、筋肉が押した際の圧を吸収できずに神経に圧力が簡単にかかってしまっています。それほど、筋肉が硬くなっているということ。さらには血流が悪くなっているということ。
血流が悪くなる原因には腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症などの重い病気も当然含まれますが、その前段階として運動量の不足があります。さらに気をつけないといけないのが、運動をしていても体の関節をきちんと動かせていないということです。運動をしていることと関節がきちんと動いているということは別問題です。
このことを理解して、もし腰や太ももを押して痛みがあるなら、すぐにこちらをお読みください!